叶った夢の先が

3/5のお昼にアプリが5月で終了することを告げられました。DCDも第6弾で終了すると告げられました。そして21時からキャストが緊急生配信をするよ、と。

 

なんか…大丈夫だろうけど、もしかしたらこの緊急生配信で、終わりの時期を告げられるんじゃないかと思いました。遠征帰りで仕事してくたくたで、疲れたけど楽しかったな〜と思ってた時…仕事の昼休みにこのことを知って、21時まで地獄のような時間でした。ツイッター見てもみんながそうでした。それでも、ツアーがこんなにも素晴らしくパシフィコという大きな会場で大団円を迎えたばかりで、先にはド!とは離れて働くお兄さんの主題歌も出るし、アーティストとしては活動するんだろうし、まだ大丈夫、まだ大丈夫だろう、と気持ちを落ち着かせました。なにか良い知らせを8月のツアー発表と同じ手法でしてくるならマジギレ、でも許すから、そうであって…と思ってました。

 

始まった途端の空気、そうまくんの表情、みんなの様子に、あ…これはダメなやつなんだと一瞬で思って、涙が溢れました。目や表情、言い淀んでるその空気はそうまくんも多分泣いてしまいそうなんだなと分かって。キャストが一番きつかっただろうその中で、センターとして、全部背負って、きつかっただろうけど、きちんと伝えてくれたこと、うちのセンターは世界一カッコいいなと思います。

 

もうその配信見てるときから今までずっとずっと泣いていて。涙が止まることがほんとになくて、ちょっと考えるとふと涙が出てきて困る。

 

私はもともとド!が始まる前の夏に劇団を知って、ちょっと知りかけたその劇団の若手の子を知って、可愛いなこの子いいなぁと思って、そしたらこういうプロジェクトをするよという告知があって…という流れでドリフェス!を知ってます。私が詳しくなくて二次元のことは分からなかったけど、アプリも事前に登録して、アニメが始まるとアニメも見て、キャラも含めてどんどんハマっていったし、あまり馴染みのなかった分野のライブなんかにもでぃあどりが見たかったからいっぱい出掛けました。本当にいっぱい東京へも行きました。行けなくてもどかしくて苦しかったことも何度も何度もありました。前までは時々しか書いてなかった手紙も、きっとこの人は自分がどうかというより自分のやってることがどうか、面白いか、楽しんでいるか、そこが気になるんだろうなーと思ったので、たくさん感想も書いて、良かったよ、楽しかったよ、嬉しかったよ、ドリフェス 大好きだよ、をいっぱいいっぱい伝えてきた。こんなに楽しいのにみんな知って!と思った。思い出なんか語り尽くせないほどあるけど、これ全部が2年半の間に起こったことだなんて信じられないな。

 

劇団で活躍してるのも好きだから、これをやることでなかなか参加できなかったり、お芝居の仕事がなかなかやらないから?やれないから?もどかしくて、ちょっと落ち着いたらそういう仕事もやってほしいなと思っていた。縛り(っていう表現はあんまりかもしれないけど)になっている部分もあるのでは…という思いも正直抱いたこともあるしもっと芝居の仕事もしてほしいという思いもあった。だけど必死にこのドリフェス の活動についていくうちに、このプロジェクトでどんどん大きくなっていくみんなを見ていて、みんなでいるその空気が大事で、みんなのことが大好きになっていって、私にとってドリフェス がほんとに大切になっていったんだな、って思う。始めの頃は本当にまだ何もできなかったみんなが、どんどんすごいステージに連れて行ってくれた。いろんな景色を見せてくれた。たくさんの明日へ連れていってくれた。特にこの秋から冬にかけては活動が盛りだくさんで、付いていく方も必死で、やってる彼らもこちらの想像以上に大変だっただろうけど、いつでも笑顔で楽しいをたくさん届けてくれたし、いつだって楽しかった。ずーっとずーっと楽しかった。

 

そんなプロジェクトに一区切りをつけるという。もしかしたら望んでいたような違う仕事や、このプロジェクトをやっていたから断っていたようなみんなの仕事も見られるかもしれない、とも思うけど、今はただただ寂しくて悲しくて区切りを迎えた先のことが考えられない。まだ48時間経ってないけどほんと泣き暮らしてる。一区切りつけるだなんて言わないで。

 

ツアーがとても良くて、(物販以外は)本当に何も文句なくて、丸腰で褒められるツアーで、でもそのツアーを集大成と言っていることや、各地での挨拶を聴きながら、もしかして…という空気になっていた。でも、CD出して、イベントやって、ライブやって、ツアーで5都市も回って、みんなが必死に頑張って力をつけてきて、やっとこれからじゃない…。小倉での後ろ半分がガランとした会場の景色はずっと忘れられないと思うけど、とても温かいライブで、客席もみんな来てくれてありがとうと言っていて、まだまだやることはあるんだなぁ、これからだなぁという思いも抱いたんだよ。バトルライブでは今までと違う魅せ方も沢山見せてもらえたよ。まだいろんなことができるよ。まだ見せてもらいたいよ。これからだよ。

 

東京で、「このメンバーでずっと楽しかった」と言ってくれました。福岡で「そうま、とみー、たくや、まさきのことを好きになってくれてありがとう」って言ってくれました。大阪で、「みんなのことを尊敬してる」って言ってくれました。愛知では「できることなら、ずっとずっと、おじいちゃんになってもDearDreamでいたい。」「一緒に年を取っていったらたくさん思い出ができる」って泣きながら言ってくれました。横浜で最後にシンアイを「後悔のないように最後一緒に歌って」と言ってくれました。こんなすごいライブをすることができて、「7人でも、5人でも、1人でも」これからも大丈夫だとも言ってくれました。今まで二年半頑張ってきた、センターを背負っている彼に、力一杯のありがとうと拍手を送りました。送らせてくれました。「僕たちは愛でここまできました」「こんなに愛してもらったこと、今までもなかったし、これからもあるかどうか分からない」って言ってくれました。推しからそんな言葉を聞けるこの愛に溢れたプロジェクト、すごいな、幸せだな、と思いました。

 

そういうことを思うと、本当は多分、ツアーで最後だったのかなぁとも思う。それが、かおるくんの言うファンの力で、武道館が決まったのでは?と。憶測でしかないけど。そうだとしたら、それはメンバーみんなが精一杯、必死に頑張ってきたからこその武道館で、私たちのエールが届いたからこその武道館で、スタッフさんからの愛の、武道館だ。と。そう思いたい。そして、このプロジェクトがふわっと終わるよりははっきりと区切りをつけて、ありがとうと伝えられる日を作ってくれたことが良かった。でも武道館という叶った夢のその先を、あともうすこしの間見ていたかった。

 

でもきっと2次と離れて3次で活動してもそれは私の愛したドリフェスではない気がするし、ちょっとしたチクっとした思いを抱えていくのだろうとも思う。みんなで14人。だから良かった。細く長くやってなんとなく終息に向かうよりは、今、区切りをつける。そういうこととか、キャストのこれからの俳優としてのキャリアとか、バンナムランティスの統合とか、実際の経営がどうなのかとか、そういうこと考えて全部考えて、今、区切りをつけるという決断だったのかな。でも村野監督がツイートで悔しいと言っていて、アニメーターさんはドリフェス 3期は…って楽しく話題にもしていたと言っていて、また涙が出た。先を思い描いていた人も、沢山いるんだなと思って。

 

どうですか。いつもいつも全力で駆け抜けてきてくれたみんな。清々しく、やり切れたと思いますか。まだやりたかったですか。ヲタクは泣けるけどキャストは泣けなくて、言えること言えないことあるんだろうけど、ちょっとでも気持ちを見せてもらえたら嬉しいです。みんなも苦しいところもあるんだろうけど、この決断を心に持ちながらツアーでたくさんたくさん笑顔も元気も届けてくれて、最高にカッコいいなと思います。ありがとう!

 

まだ時間はある!今のところ、武道館まで泣かないでいられる日があるのか自信がないけど、少しずつ、区切りへと向かうことに慣れていくのかな。慣れていくのもそれはそれで苦しいな。今までヲタクやってきてこんな経験ないんだよ〜。戸惑っている。大好きなライブやツアーや舞台やドラマや終わったり、大好きな企画ライブが終わったり、そんな経験はいろいろあって、寂しくてこれからどうしようどうやって生きていこうって思ったこともあったけど、今ちゃんと楽しく生きてるし、私はいろんなものが好きだから、何かで立っていけると思ってたけど全然だめだわ。笑顔でみんなを送れるように、私もしっかりするから、どうか最後までやりきったと思える時間でありますように。私にできる全力で、武道館までエールを送りたい。しっかりと見届けるからね。

 

大好きだよ、ドリフェス

大好きだよ。